芥川賞・直木賞の選考基準と、過去10年の作品一覧。

小説部門で2トップを誇る 芥川賞・直木賞。

いつもテレビで取り上げられる日本を代表する賞です。

これらの賞を受賞すれば、作品と作家はブランド化されるし、映画化などの確率も高くなりますね。

 

・・・でも、そもそも芥川賞・直木賞って、、、何??

今さら聞けない!! 芥川賞とは?直木賞とは?

芥川賞 直木賞

 

 

芥川賞と直木賞の違いは?

 

毎年、上期(7月発表)・下期(翌年1月発表)で、直木賞・芥川賞は同時に発表されます。

一体何が違うのでしょうか。

 

芥川賞・直木賞は、主に文学の方向性の違いで分けられます。

 

  • 芥川賞(芥川龍之介賞・・・新人作家の純文学作品に与えられる賞。文芸5誌から選ばれる。 もともとは文藝春秋内で選考されていたが、現在では文藝春秋社内の日本文学振興会によって選考が行われ、賞が授与される。
  • 直木賞(直木三十五賞)・・・当初は新人の大衆小説が対象となっていたが、現在は単行本もいくつか出されているような、いわゆる中堅のベストセラー作家が書く大衆小説が対象。芥川賞と同じく日本文学振興会によって選考が行われ、賞が授与される。

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とはいえども、

選考基準は実に曖昧に感じてしまいます。

実際は選考委員の好みやさじ加減で決まっているような感じ・・・。

 

しかも・・・!

実は、この2つの賞は、同じ選考員が選定しています。(かなり驚き。)

方向性の違う2つの文学を同じ方が選考されるのにはびっくりです

きちんとと公正な判断ができるんでしょうか。

 

過去10年の主な作品を考察

 

今年1月に発表された、

 

直木賞2012年下期の受賞作品は、

・朝井リョウ『何者』(なにもの)


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・安部龍太郎『等伯』(とうはく)

 

 

芥川賞2012年下期の受賞作品は、

 

・黒田夏子『abさんご』(えいびーさんご)


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でした。(ちなみに黒田さんは史上最高齢受賞です。)

 

 

過去10年の作品は以下のとおりです。

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直木賞一覧(2002年~2012年)

127(2002E) 乙川優三郎 生きる 文藝春秋
128(2002L) なし なし なし
129(2003E) 石田衣良 4TEEN フォーティーン 新潮社
129(2003E) 村山由佳 星々の舟 文藝春秋
130(2003L) 江國香織 号泣する準備はできていた 新潮社
130(2003L) 京極夏彦 後巷説百物語 角川書店
131(2004E) 奥田英朗 空中ブランコ 文藝春秋
131(2004E) 熊谷達也 邂逅の森 文藝春秋
132(2004L) 角田光代 対岸の彼女 文藝春秋
133(2005E) 朱川湊人 花まんま 文藝春秋
134(2005L) 東野圭吾 容疑者Xの献身 文藝春秋
135(2006E) 三浦しをん まほろ駅前多田便利軒 文藝春秋
135(2006E) 森絵都 風に舞いあがるビニールシート 文藝春秋
136(2006L) なし なし なし
137(2007E) 松井今朝子 吉原手引草 幻冬舎
138(2007L) 桜庭一樹 私の男 文藝春秋
139(2008E) 井上荒野 切羽(きりは)へ 新潮社
140(2008L) 天童荒太 悼む人 文藝春秋
140(2008L) 山本兼一 利休にたずねよ PHP研究所
141(2009E) 北村薫 鷺と雪 文藝春秋
142(2009L) 白石一文 ほかならぬ人へ 祥伝社
142(2009L) 佐々木譲 廃墟に乞う 文藝春秋
143(2010E) 中島京子 小さいおうち 文藝春秋
144(2010L) 木内昇 漂砂(ひょうさ)のうたう 集英社
144(2010L) 道尾秀介 月と蟹 文藝春秋
145(2011E) 池井戸潤 下町ロケット 小学館
146(2011L) 葉室麟 蜩ノ記(ひぐらしのき) 祥伝社
147(2012E) 辻村深月 鍵のない夢を見る 文藝春秋
148(2012L) 朝井リョウ 何者 新潮社
148(2012L) 安部龍太郎 等伯 日本経済新聞出版社

 

芥川賞一覧(2002年~2012年)

127(2002E) 吉田修一 パーク・ライフ 文學界
128(2002L) 大道珠貴 しょっぱいドライブ 文學界
129(2003E) 吉村萬壱 ハリガネムシ 文學界
130(2003L) 金原ひとみ 蛇にピアス すばる
130(2003L) 綿矢りさ 蹴りたい背中 文藝
131(2004E) モブ・ノリオ 介護入門 文學界
132(2004L) 阿部和重 グランド・フィナーレ 群像
133(2005E) 中村文則 土の中の子供 新潮
134(2005L) 絲山秋子 沖で待つ 文學界
135(2006E) 伊藤たかみ 八月の路上に捨てる 文學界
136(2006L) 青山七恵 ひとり日和 文藝
137(2007E) 諏訪哲史 アサッテの人 群像
138(2007L) 川上未映子 乳と卵 文學界
139(2008E) 楊逸 時が滲む朝 文學界
140(2008L) 津村記久子 ポトスライムの舟 群像
141(2009E) 磯崎憲一郎 終の住処 新潮
142(2009L) なし なし なし
143(2010E) 赤染晶子 乙女の密告 新潮
144(2010L) 朝吹真理子 きことわ 新潮
144(2010L) 西村賢太 苦役列車 新潮
145(2011E) なし なし なし
146(2011L) 円城塔 道化師の蝶 群像
146(2011L) 田中慎弥 共喰い すばる
147(2012E) 鹿島田真希 冥土めぐり 文藝
148(2012L) 黒田夏子 abさんご 早稲田文学

 

過去10年の受賞作などを見ると、その後活躍されている方は、直木賞ではちらほら見られるのですが、

 

芥川賞の方では、今や遠い昔・・・というのお名前も見受けられます^^;

 

新人賞的なイメージが強い両賞。

賞はあくまでも通過点のようです。

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